【メッセージ】牧野聖修(アジアと中国の民主主義を考える会)

發佈時間 : 2016-4-12 23:12:12

ノーベル平和賞を受賞した劉暁波さんは懲役11年の刑に処せられましたが、まもなくその刑期も半分が過ぎようとしています。

劉さんをはじめとする活動家たちが自由に活動できるよう、私たちは働いてまいりました。しかし残念ながら、中国国内で、人権活動家や弁護士に対する弾圧がますます厳しさを増してきています。そして中国政府の横暴は、中国本土のみならず、香港やタイなどの周辺諸国でも、活動家を「失踪」させるにまで至っています。

民主と人権は、あらゆる社会の基盤となるべき考え方です。中国においても、日本においても、いかなる場所においても、第一に尊重されるべき理念です。しかし残念ながら、私たちの世界ではまだ十分に達成されていません。

「アジアと中国の民主主義を考える会」ではこれまでも、王丹さんをはじめとする中国や世界の民主活動家・人権活動家と協力し、民主と人権の中国・アジア・世界のために活動を続けて参りました。しかし昨今の中国の状況をみるにつけ、まだまだ道半ばと痛感するばかりです。

今回の集会にお集まりの皆さんと協力し、今後も尽力いたします。

アジアと中国の民主主義を考える会
代表 牧野聖修