天安門事件-その運動が象徴していたものや、それを支持した人々-に想いを寄せることは、その運動が目指した理想、そして今日まで受け継がれているレガシーに生命を吹き込むことです。
中国政府当局はかつてから、この民主主義と人権の尊重を求めた平和的な運動を歴史から消し去ろうとしてきました。しかしこの試みは、後に続いた世代の活動家たちの決心をより強固なものにしたにすぎません。
活動に参加してきた人々は、そのために常に大きすぎる代償を払ってきました。1989年の家族の死、生き延びた者たちに対する執拗な迫害、また平和的な政治参加と真の意味での法の支配を要求する者たちへの弾圧。。。
人権の尊重とアカウンタビリティを求めて戦い続け、毎年この日を記念して下さるここにお集まりのみなさまと世界中の方々に、深く感謝申し上げます。
国際NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ中国部長
ソフィー・リチャードソン