人権保護にも中国式、人権の定義書き換えへの懸念

發佈時間 : 2018-6-11 07:20:04

天安門事件から29年。2日に行われた集会に参加しました。若い中国人留学生も何人か参加していました。
今回は参加者からの意見を聞く形でなかなか面白い会になりました。
印象的だったのは、若い中国人留学生の方が、民主化についてはSNSでたくさん議論されている。そして、少数民族の独立と民主化の関係についてどう考えるかの質問でした。

これは、これまでのあらゆる世界の中国民主化会議でも議論になるテーマです。
実際、民主化の中でも独立を認めるか否かで分かれています。
劉暁波さん中心に提唱された新しい民主化の中国を示す08憲章の際にも賛同者の意見が分かれて、結局、アメリカのような合衆国制に近い内容になりました。
私は弾圧下の民族からは、自治区と言われたのに自治がない、騙された。それなのに州自治なんて、また同じではないかと聞きました。

そう、そして、民主主義が多数決ならば、すでに入植が進んだ地域は、、、そのようになります。

では、なぜ、弾圧下の民族は民主化に協力するんでしょうか。

それは、その場でペマ先生がおっしゃってましたが、普遍的人権のためです。

このままではいけないんです。
未来、更なる悲劇、民主化の名の下の統一。それも想定しながら、ただ、今は中国共産党の独裁を止めたい。

そんな中、司会のアムネスティーの北井さんから教えていただいたニュース。

国連人権理事会で、中国式の人権擁護を世界の定義とする動きが。
共産党独裁止めたいどころか
人権の普遍的価値を覆す危険な時代に突入です、、、、、

人権保護にも中国式、人権の定義書き換えへの懸念
https://www.asahi.com/sp/articles/ASL5K4V1QL5KUHBI01K.html